どのような症状でお悩みですか

カイロプラクティックが得意とする頭痛

緊張性頭痛

緊張性頭痛とは、姿勢の悪さなどから首や肩の筋肉が緊張する事によって、神経が圧迫されたり血液循環が悪くなったりして、後頭部やこめかみのあたり、または、頭全体が締め付けられる様に痛みます。

◆一般的な症状
頭全体を締め付けられるような痛み/後頭部から側頭部や首の筋肉にかけて痛む/首の凝りが伴う長時間続く痛み/眼の疲れを感じる

◆当院でのアプローチ
緊張している筋肉を見つけ出しほぐす事で、神経の圧迫や筋肉の循環障害が改善して頭痛が治まってきます。
また、再発防止のために頚椎の機能不全や姿勢を改善する為のアプローチと姿勢指導やストレッチの指導を行います。

頚椎原性頭痛

頚椎原性頭痛とは、頚椎の機能障害や頚椎の歪みによって、脳神経(三叉神経)に刺激が伝わって生じる頭痛です。頚椎の関節(首の関節)を痛める事で生じます。

◆一般的な症状
痛みは、鋭く刺すような、疼くような、鈍くえぐられるような、などと表現されますが、脈打つような、締め付けられるような、と表現する人もいます。

痛みは後頭下部から前頭部、眼窩領域、こめかみ、頭頂部、耳にも痛みが広がることもあり、首の特定の動きや姿勢の固定で痛みが悪化します。

頚部と頭部の痛みが繰り返し生じる事により、日常生活の動作を制限し、心理的ストレスをもたらす。片頭痛や緊張型頭痛との関連性は重要視されていて、片頭痛に似て吐き気・嘔吐・クラクラ感や光や音に敏感になることもあります。
レントゲン所見上では、ストレートネックと言われる頚椎カーブの減少が多く見られるという傾向があります。頭部の前方移動や円背などの姿勢的なアンバランスが強い人は発症リスクが高まります。

首の痛み

寝違え

寝違えとは、無理な姿勢のまま寝ていて、首や肩周囲の筋肉に負担がかかり、血行不良が生じて筋肉が緊張し炎症が生じた状態です。

◆寝違えの原因
睡眠時の姿勢の悪さ/首の関節の異常/慢性的な肩凝り/枕の高さ、硬さの不具合/慢性的なストレス/慢性的な不良姿勢/疲労の蓄積

◆寝違えの一般的症状
寝起きに首にこわばりがあり起きるのが辛い/急に後ろを向いた時に激痛が走る/痛くて首を動かす事が出来ない/横を向く時に身体ごと向く/首が痛くて腕にだるさや痺れがある
※腕に痺れがある時には、神経障害の可能性があります。

◆当院での寝違いに対するアプローチ
当院では、負担が掛かって硬くなり、柔軟性が無くなった筋肉にたいしての改善と、頚椎の関節の可動性を取り戻す為の、アプローチをしていきます。 また、不良姿勢の改善も不可欠なので、全体的なバランスも整えて行きます。

急性で炎症が伴っていて、痛みが酷く首を少しも動かせない時は、無理に来院せずにアイシング(冷シップでもよい)をして安静にしていて下さい。
炎症がある場合には、炎症を取り除く事が第一です。
痛みが落ち着いてから来院して下さい。
寝違いは、ほおっておくと繰り返す様になり、治りにくくなってしまいます。

むち打ち症

むち打ち症とは、自動車の事故などの衝撃で、首と頭がむちの様に前後左右に振られて、首の軟部組織(靭帯、筋肉、滑液包、椎間板・神経根)と椎間関節に損傷をきたします。
その結果、頚椎周辺に炎症がおこり、首を動かす事が出来ない状態が続きます。また、受傷直後の検査で異常が認められない場合でも、数日たってから頭痛や首、肩の痛み、吐き気、しびれなどの自覚症状が出る事が多くあります。
また、数カ月経ってから突然症状が出る事も有ります。

◆一般的な症状
頭痛後/頭部から、首、肩、背中の凝りや痛み/頚椎(首の骨)の痛みを伴った可動域の制限/耳鳴り・難聴/めまいや吐き気/眼精疲労/全身の倦怠感・疲労感/眼精疲労/集中力の低下/手や指のしびれ/重症の場合(歩行障害・膀胱障害・直腸障害)

◆当院でのむち打ち症に対するアプローチ
事故直後は、症状が無くても必ず精密検査をして骨折や脱臼、神経損傷などの重篤な問題が無いかを調べる事が鉄則です。
急性期には炎症を起こしているので、まず、炎症を抑える事が第一です。
痛みと炎症を抑える為に、頚椎カラ―による固定と安静をして頂きます。
症状が治まって来たら頚椎カラーははずして頂きます。
腰のコルセットでも同じですが、炎症や痛みが無いのに固定を続けてしまうと、周囲の筋肉は衰えてしまい柔軟性や関節の可動域が狭くなり、筋肉は固くなって関節が固定されてしまいます。
症状が落ち着いてきたら、頚椎の関節の機能障害と、首、肩、背中に到る緊張して硬くなった筋肉の、可動性と柔軟性を付けて行く治療をしていきます。
また、痛みの為に背骨の歪みが生じている事がほとんどですので、姿勢の改善の為のアプローチもしていきます。

どのような症状でお悩みですか/肩こり

肩凝り

人間の背骨は横から見るとS字をしています。
S字を保った状態でいる時は、前側の筋肉と後側の筋肉のバランスは保てていますので肩凝りは起きません。肩凝りの一番の原因は不良姿勢(姿勢の悪さ)です。
一日中パソコン作業をしている人や、デスクワークのひとなどで頭を前に出して背中を丸めている様ないわゆる猫背の人は、首の後ろから背中にかけてまたは腰の筋肉までもがず~と引っ張られている状態で、背骨のS字は完全に失われています。
この状態では、筋肉のバランスは崩れ筋肉に余計な負担がかかり、筋肉が緊張して血行が悪くなり疲労物質が溜まって肩凝りになってしまいます。
筋肉の役割の一つは、伸びたり縮んだりすることにより血液の流れを促進させる筋肉のポンプ作用です。
長時間同じ姿勢(悪い姿勢)を続けていると、そのポンプ作用が出来ずに血液の流れは悪くなり筋肉は酸欠状態になって疲労物質は排泄されずらくなります。その結果疲労物質は蓄積されてしまい筋肉は固くなり肩凝りになってしまいます。慢性的な肩凝りは、温めたり、ストレッチ、適度な運動が効果的です。注意(筋肉が不良姿勢により引っ張られると背骨も後方に引っ張られます。その事により椎間関節(背骨の関節)に機能障害(関節のズレ)が生じます。)

 

上肢の交叉性症候群は肩こりの代表

上肢の交叉性症候群は肩こりの代表的なものです。肩甲骨についている筋肉のうち、緊張して短くなった筋肉と弱くなって長く伸びた筋肉があることで、肩の位置が前方へ移動するのに伴い、頭の位置も前方へ突き出るような状態です。すると、頭の重さを支えようとして首から肩にかけての筋肉が慢性的に緊張し血行障害がおきた結果、肩こりとして感じるようになります。

ストレッチや体操で、緊張して短くなった筋肉を柔軟にし、弱く伸びてしまった筋肉を強化することが有効です。

◆他の肩凝りの原因
・不良姿勢(姿勢の悪さ)
・運動不足
・筋肉疲労
同じ動作を繰り返すことにより、特定の筋肉を緊張させ疲労させます。
その結果、筋肉が血行障害を起こして、肩凝りの原因になります。
・疲れ目
パソコンやスマートホン、テレビ等の画面を長時間見ている事による目の疲れは、自律神経系のバランスを乱し、首、肩凝りや頭痛の原因になります。
・冷え
冷房が効き過ぎる場所や寒い所にいると、血管が収縮し筋肉の血行が悪くなり、肩凝りや頭痛の原因になります。寒い場所で肩をすくめているのも同様です。
・歯の噛み合わせ
歯の噛み合わせが悪いと左右の咀嚼筋のバランスが崩れてしまいます。
咀嚼筋のアンバランスが、姿勢全体に悪影響を与えて姿勢に歪みが生じてしまいその結果肩凝りの原因になっていきます。

◆当院での肩凝りに対するアプローチ
肩凝りの原因は様々ですが、つらい所だけを揉みほぐすのではなく、姿勢全体の改善や椎間関(背骨の関節)の機能障害の改善を目指し、治療を組み立てて行きます。

◆病気からくる肩凝り
・骨の病気
頸椎(首の骨)の障害によって起こる肩凝り
頚肩腕症候群・肩関節周囲炎(四十型、五十肩)・胸郭出口症候群・むち打ち症・変形性頚椎症・頚椎ヘルニア・頚椎後縦靭帯骨化症・脊椎の悪性腫瘍・脊椎炎など
・内臓の病気
狭心症・心筋梗塞・高血圧・低血圧・肺がん・肺膜炎・肺の腫瘍・肺の肋膜癒着・胆石症・肝炎・膵臓疾患・腎臓病・糖尿病・胃炎・胃潰瘍など
・心の病気
ストレス・うつ病・心身症など
・目の病気
眼精疲労など

一般的には、「筋骨格系に原因があって起こる腰痛」「内臓の病気が原因で起こる腰痛」に、大きくわけることが出来ます。

筋骨格系に原因があって起こる腰痛
腰痛の原因は様々ですが、当院では、原因によって治療法も変わってきます。
(姿勢の悪さからくる慢性腰痛)
長時間椅子に座っていたり、同じ姿勢を長く続けていると腰に常に重~い感じがしたり、痛くなったりする事があると思います。
この様に日常生活の中で常に感じている腰のだるさや痛みは、筋肉が緊張して血行が悪くなり疲労物質が溜まって腰痛になっている事が多いいですが、軽度に腰椎(腰の骨)や骨盤に機能障害(関節のズレ)が生じている場合がありますので、一度背骨のチェクをお勧めします。

当院での慢性腰痛に対する処置としては、不良姿勢の改善と筋肉の緩和機能障害を起こしている関節の改善です。

慢性的な腰痛のばあいは、温めるたり、ストレッチ、適度な運動が効果的です。
(ぎっくり腰)
腰部に痛みがあり、内臓疾患でもなく、レントゲン写真を撮っても異常が見られないものの総称です。
突然の激しい腰の痛みに襲われるため、ドイツ語で「魔女の一撃」とも呼ばれています。腰に急性の痛みを出すのがぎっくり腰です。

◆きっかけ
急に物を持ち上げ様とした時/不意に体を捻った時/くしゃみをした時に/落とした物を拾おうとした時/中腰の姿勢から立ち上がろうとした時(歯を磨いている時や顔を洗っている時などに起こす事も有ります。)
などちょっとした動作が引き金になります。

◆原因としては
筋肉や筋膜の緊張/靭帯や関節包の捻挫/椎間板に微小な傷が付いている事も有ります/腰椎の椎間関節(腰の骨の関節)の機能障害/仙腸関節(骨盤にある関節)機能障害
などが考えられます。

◆当院でのアプローチ
当院での、急性腰痛への処置としては、多くの場合炎症を伴っていますのでアイシング、筋肉の緩和、機能障害を起こしている関節の改善です。
しかし、急性期でまともに動けない位痛みのある時は、無理に来院せず自宅でアイシングを施し安静にして痛みが和らいでから来院した方がよいでしょう。
痛みが和らいだからと言って適切な処置を怠ると、ぎっくり腰を繰り返す様になり椎間板ヘルニアへと進行していく可能性があります。
(椎間板ヘルニア)
椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッションの役割を果たしている一種の軟骨です。中心には、髄核とゆう核とその周りを線維輪と言う繊維質で覆っています。年齢とともに次第に衰えていき、そのため腰への急激な衝撃(事故やスポーツ)や、慢性的な不良姿勢などの負担により線維輪に亀裂が入り髄核が飛び出した状態を椎間板ヘルニアと言います。

◆椎間板ヘルニアの一般的な症状
腰痛/片側の下肢痛/せきやくしゃみでも痛みがおこる/坐骨神経痛/片側腰から足にかけての痺れや痛み/感覚障害/冷感/筋力の低下/重度のヘルニアの場合、両側に症状が出る事もある/重度の場合は、排尿障害なども引き起こす事があります。

◆当院でのアプローチ
当院での椎間板ヘルニアに対する治療法は、筋肉の緩和、手技による持続的な牽引、必要に応じてのアジャストメント(矯正)が主です。

注意:カイロプラクティックの椎間板ヘルニアに対する適応は中程度までです。
重度の椎間板ヘルニアに対しては、適応外になりますので専門医の検査をお勧めする事があります。
(脊柱管狭窄症)
脊柱管とは、背骨の中にある管状で脊髄神経を保護する役割をしている脊髄神経の通り道です。この脊柱管が何らかの原因(加齢に伴っての変形性関節症・靭帯の肥厚・脊椎分離症・時には、骨粗鬆症・椎間板ヘルニア・腫瘍)で狭くなる事で、神経を圧迫して症状が発症してきます。

◆一般的な症状
・特徴的な症状としては、間欠性跛行(かんけつせいはこう)があります。
間欠性跛行とは、歩き始めは楽ですがしばらく歩いていると脚がだんだん痛くなったり、しびれたり、こわばったりして歩く事が出来なくなる症状です。少し休む(しゃがんだり、座ったりする)と、症状はすぐに無くなり、また歩けるようになります。
・前屈みになると症状が緩和される
・まっすぐに立ったり、体を反らせると症状は悪化する
・腰痛
・歩行障害(間欠性跛行)
・脚の痛み、しびれ
・排泄障害
・脚の感覚障害

当院でのアプローチ
当院では、脊柱管を広げる為の操作、緊張した筋肉の緩和、必要であればアジャストメント(矯正)です。ただし、適応としては中症程度までなら症状の緩和が期待できると思います。
腰椎分離症・すべり症
腰椎分離症とは、椎体の後方にある関節突起の一部に亀裂が入り(骨折した状態)、分離した状態です。
すべり症とは、正常であればしっかり固定されている椎体が、前方(お腹の方)に滑っている状態です。
分離症によって生じたすべり症を腰椎分離辷り症と言います。

◆一般的な症状
「腰椎分離症」
腰椎分離症自体は痛みの無い事が多い、一般的な症状としては下記となる

腰を反らすと腰部の痛みが悪化する/運動の時や腰への負担が大きい労働では腰部の痛みが悪化/腰椎の不安定性による腰部の痛み

「腰椎分離すべり症」
臀部痛(お尻の痛み)/下肢痛(脚への痛みまたはしびれ)/歩行障害

◆当院でのアプローチ
腰椎分離症やすべり症のある部位へ直接矯正すると、症状が悪化する事もある為、分離またはすべり症のある上下の背骨に対する調整と、緊張の強い筋肉に対しての緩和、アンバランスになっている姿勢全体を改善することで、腰部への負担を減らしていき痛みの改善を目指します。

注意:分離している部分やすべっている部分を元に戻すことはできません。

(産後の腰痛)
産後の腰痛の原因としては、2つあります。
1つは出産による腰痛、2つ目は、子育てによる腰痛。

◆出産による腰痛
出産による腰痛は、ホルモンの変化によるものと、姿勢の問題によるものがある。妊娠中は、お腹が大きくなる為腰を反らせてしまう様な姿勢を取ってしまう。
そのために、腰椎(腰の骨)の関節に負担がかかり腰痛になってしまいます。
また、妊娠中は出産に備えて、リラキシンというホルモンが分泌されます。
このホルモンによって骨盤の靭帯が緩み、骨盤の形状が変わり出産に備えます。出産後、骨盤の後ろ側にある仙腸関節という関節の、バランスが崩れて腰痛が長引く事がよくあります。

◆子育てによる腰痛
子育てによる長時間の抱っこやおんぶにより、肩や腕または、腰に負担がかかる事によって起こる肩凝りや腰痛です。

◆当院でのアプローチ
産後の腰痛にたいして肝心な事は、緩んで不安定になった仙腸関節をしっかり締める事と、妊娠中での不良姿勢の改善です。産後の腰痛に対するケアをしっかりしておかないと、骨盤がズレた状態で固まってしまい、脂肪が付き易くなる事も有りますし腰痛が長引く事になります。
(内臓の病気からくる腰痛)
胃の病気/腎臓の病気/肝臓の病気/腸の病気/膀胱の病気/膵臓の病気

女性の場合は、婦人科的な病気でも腰痛が起こる事があります。
内臓からの腰痛の場合は、安静にしていても痛みが治まらない事がほとんどです。
極端な体重減少は、転移性の癌(腫瘍)の可能性もあります。

友カイロプラクティックセンター