頚椎原性頭痛とは、頚椎の機能障害や頚椎の歪みによって、脳神経(三叉神経)に刺激が伝わって生じる頭痛です。頚椎の関節(首の関節)を痛める事で生じます。
◆一般的な症状 痛みは、鋭く刺すような、疼くような、鈍くえぐられるような、などと表現されますが、脈打つような、締め付けられるような、と表現する人もいます。
痛みは後頭下部から前頭部、眼窩領域、こめかみ、頭頂部、耳にも痛みが広がることもあり、首の特定の動きや姿勢の固定で痛みが悪化します。
頚部と頭部の痛みが繰り返し生じる事により、日常生活の動作を制限し、心理的ストレスをもたらす。片頭痛や緊張型頭痛との関連性は重要視されていて、片頭痛に似て吐き気・嘔吐・クラクラ感や光や音に敏感になることもあります。 レントゲン所見上では、ストレートネックと言われる頚椎カーブの減少が多く見られるという傾向があります。頭部の前方移動や円背などの姿勢的なアンバランスが強い人は発症リスクが高まります。
◆当院でのアプローチ 頚椎の関節と筋肉の機能を改善する事がメインです。 また、再発防止のための不良姿勢へのアプローチと姿勢指導を行います。 |