「良い姿勢」と言うと「気をつけ」の姿勢を反射的に思い浮かべる人が少なくないでしょう。
しかし、これは、腰に無理な負担をかけるため、良い姿勢とはいえません。
力を抜いてリラックスして立ち、背骨を垂直にピンと伸ばし、お尻の筋肉をキュッと締めてあごを引き膝はまっすぐに伸ばして頭のてっぺんから糸でつるされているような状態が、理想的な姿勢とされています。
つまり、骨盤と背骨が水平と垂直のバランスで安定している状態が、身体への負担を最小限にした正しい姿勢です。(正しい姿勢は、骨盤、背骨、筋肉の共同作業です)
大人も子供も、姿勢の悪い人が目立ちます。姿勢が悪いと、若々しい印象が消えるだけでなく、骨盤や背骨(脊椎)が歪み神経を圧迫して、頭痛、肩凝り、腰痛、冷えや疲れやすいなどの他、内臓までも痛めます。 |